コンチネンタルホーム株式会社
BLOG

ブログ

ホーム  —  ブログ  —  【2025年版】水道管の凍結予防と対処法|外水道・給湯器・メーターのポイント
共通
2025.12.08

【2025年版】水道管の凍結予防と対処法|外水道・給湯器・メーターのポイント

冬の冷え込みが厳しくなると、
「蛇口をひねっても水が出ない」「水は出るのにお湯が出ない」
といったトラブルが起こりやすくなります。

これは、水道管や給湯器まわりの“凍結”が主な原因です。

本記事では、
外水道・水道メーター・給湯器まわり の3か所にしぼって、
凍結予防と、凍ってしまったときの基本的な対処法をご紹介します。


1.外水道(庭や駐車場の蛇口)

不凍水栓がある場合:水抜きをする

不凍水栓がついている場合は、寒波が来る前に「水抜き」をしておきましょう。

  1. 蛇口をしっかり閉める
  2. 不凍水栓の上部ハンドルを「使用」→「水抜き」側へ回す(写真↓)
  3. 蛇口を少し開けて、残った水や圧を抜いておく

※操作方法は製品によって異なります。不安な場合は取扱説明書か、当社アフターサービスにご相談ください。

水抜き機能がない場合:露出部分を保温する

水抜きできないタイプの外水道は、露出している配管を守ることがポイントです。

  • 蛇口や配管をタオル・布・スポンジなどで巻く
  • その上からビニール袋などで覆い、風や水気を防ぐ
  • 市販の配管用保温材を使うのもおすすめ

※濡れたタオルは逆効果になることがあるため、必ず乾いたものを使いましょう。


2.水道メーターまわり

地面に埋まっているメーターボックス内も、冷え込むと凍結することがあります。

  1. メーターボックスのフタを開ける
  2. メーターまわりの配管を、タオル・発泡スチロール・段ボール片などで軽く覆う

※検針の妨げにならない程度に「ふんわり」入れるのがポイントです。
メーター本体やバルブを強く押さえつけないよう注意しましょう。


3.給湯器まわり

水は出るのに「お湯だけ出ない」とき

複数の場所で「お湯だけ出ない」場合は、
給湯器につながる給水管が凍っている可能性があります。

凍ってしまったときの対処

  1. 凍結していそうな給水管にタオルや布をかぶせる
  2. その上から、少しずつ「ぬるま湯」をかける
  3. 時間をおいてから、お湯が出るか確認する

※熱湯をかけると、配管や給湯器を傷める恐れがあります。必ずぬるま湯で行ってください。

凍結予防機能を活かす

多くの給湯器には凍結予防機能(ヒーターや自動ポンプ運転)がついていますが、
ブレーカーを落としていたり、コンセントを抜いていると作動しません。

厳寒期は、長期不在などを除き、基本的に電源を入れたままのご使用をおすすめします。


4.水道管が凍結しやすい条件

次のようなときは、特に注意が必要です。

  • 最低気温が「氷点下1~2℃」前後まで下がる予報の日
  • 北側・日陰・風当たりの強い場所に配管が通っている
  • 築年数が古く、配管の断熱が十分でない

こうした日は、前日のうちに水抜きや保温対策をしておくことが大切です。


5.困ったとき・不安なときは

  • 凍結だけであれば、気温が上がると自然に解消することもあります。
  • ただし、配管の破裂や水漏れがある場合は使用を中止し、専門業者へ相談してください。

コンチネンタルホームで建てていただいたお住まいで、

  • 「どこを触ってよいか分からない」
  • 「水漏れや破裂してしまった」

という場合は、当社アフターサービス窓口までお気軽にご連絡ください。


6.あわせて検討したい「窓まわりの寒さ対策」

水道管の凍結対策とあわせて、
「家の中が冷えやすい」「窓まわりが特に寒い」と感じる場合は、窓断熱リフォームも有効です。

  • 内窓の設置
  • 複層ガラス・断熱サッシへの交換

などにより、暖かさの保持・結露の軽減・光熱費の削減が期待できます。

コンチネンタルホームでは、新築だけでなく、窓リフォームのご相談も承っています。
具体的な方法や費用感など、気になることがあればぜひお気軽にお問い合わせください。

リフォームのご相談はこちらから


冬の水道管凍結は、ちょっとした「事前のひと手間」で防げるトラブルがほとんどです。
今回ご紹介したポイントを参考に、安心して冬をお過ごしいただければ幸いです。

CONTACT US

コンチネンタルホームへの
ご質問や
家づくりに関する
ご相談を承っています。
お気軽にお問い合わせください。