木は、乾燥するほどに強度が増すという特性があり、建材として使用できる強度に安定させるには、含水率を15%以下に抑えることが重要とされています。
また、材木の中の含水率がばらついていると、木が反ったり割れたりする原因となります。集成材はひき板の状態で乾燥させるので、木全体の含水率のコントロールがしやすくなります。
無垢材の不均一性からくる経年変化(割れ、曲げ、反り等)を抑える為、スーパーエンジニアリングウッドは欠点部位を取り除き、積層することにより、品質を均一化し、強度性能を高めています。
木に含まれる水分を表す数値を「含水率」といいます。
水分は時とともに蒸発していきますが、木の繊維方向により収縮の割合が異なります。
これが木材変形の原因となり、木材の強度を左右します。スーパーエンジニアリングウッドは、ラミナ状の形状で乾燥されるので乾燥度が高く、木材を変形させる含水率が低く、強度が高くなります。
設置面積が大きい「ベタ基礎工法」を採用。荷重を分散して地盤に伝えるため、不同沈下を起こしにくく、優れた耐震力を発揮します。
「コンチネンタルホーム」の家では、さらに立ち上がりを一般基礎(幅120mm)よりも幅広い150mmに設定。
敷設した鉄筋をより広い幅で固めることにより、長期的な荷重に耐える頑丈な基礎を実現しています。
隣家で火災が発生した場合、外壁の表面温度は800℃以上にも達するといわれています。
日本の家の多くは近接して建てられており、隣家との外壁距離がたった2mというケースも少なくありません。
そのため、自宅の失火はもちろん、隣家からの「もらい火」を防ぐことも非常に大切。
コンチネンタルホームの家は、炎と熱の侵入を防ぐ外壁や燃え広がりを防ぐ軒裏、不燃材を使用した屋根など、随所に防火対策を施すことで、家全体の耐火性能を高めています。
木は一旦燃えてしまっても表面に炭化層ができるだけ。内部まで火が進行しないため強度が低下しにくいという優れた性質を持っています。
万が一室内火災が起こった場合でも、隙間が無いので火の通り道をシャットアウトする「ファイヤーストップ構造」で建物の延焼を抑えます。
コンチネンタルホームの家は、天井や壁の内側全面に防火に優れた構造用面材を貼っています。
また床・壁の内部に隙間なく吹き付けた断熱材も、火災時の熱を構造材に伝えにくい性質があります。
これらの働きにより、木材の発火を遅らせ、家の耐火性を最大限に高めています。
防火構造と不燃材料により「もらい火」を防止し、各室の防火や火の通り道をふさぐ仕組みなどを採用した優れた耐火性能を持つ家。
建築基準法で定める準耐火構造に準じており、保険料が約半分から6割ほど安くなります。
壁面には、構造用面材の上に透湿防水シートを施し、さらに通気層を確保。これを建物の外周全体に施工することで、壁内に入った湿気や雨水の停滞を防ぎます。
断熱材・構造パネルの劣化やシロアリを防止し、躯体の長寿命化にも貢献します。
季節にもよりますが、家の中で1日に発生する水分量は4人で約10.8ℓといわれています。水分は、木材の腐食やシロアリ発生など家の劣化の原因に。
コンチネンタルホームの家は、各所に通気の工夫を施すことで室内外からの水分もカット。家を長持ちさせる劣化軽減対策を行っています。
土台にシロアリに強い、「耐久性区分 D1のヒノキ」を使用。さらに外壁軸組の地面から1mに防蟻剤を塗布することによりダブルの効果で住まいを守ります。