建物の柱や外壁を、構造用合板などの補強材を用いて頑丈にし、建物の骨組みを地震の揺れに強くする「耐震構造」。
大きな地震でも建物の倒壊を防ぐことができ、コストも比較的低めに建築できます。
設置面積が大きい「ベタ基礎工法」を採用。荷重を分散して地盤に伝えるため、不同沈下を起こしにくく、優れた耐震力を発揮します。
「コンチネンタルホーム」の家では、さらに立ち上がりを一般基礎(幅120mm)よりも幅広い150mmに設定。
敷設した鉄筋をより広い幅で固めることにより、長期的な荷重に耐える頑丈な基礎を実現しています。
立ち上がり幅を150mmに設定した頑丈なベタ基礎
基礎コーナーに厚みを持たせて強度をアップしているコーナーハンチ
基礎には鉄筋をくまなく敷設して、強度を高めています。
断面欠損が少なく柱の強度低下を防ぐ「構造用金物(ジョイントリンク)」により、従来仕口よりも耐力を向上させています。金具は、地震や風に抜群に強い接続金物を厳選して採用。
金具が柱や梁の内部に収まるので、美しく仕上がります。
構造用金物(ジョイントリンク)で組んだ枠組みを、さらに耐力面材によって床と壁を一体化することで、外力を分散させ、圧力やねじれに強い剛性を発揮する構造体にします。
エアー断震システムは地震発生から約0.5秒~1秒ほどで空気タンクに貯蔵してある空気を人口地盤と基礎の間に瞬時に送り込み、建物全体を浮上させてます。
建物と実際に揺れている面は切り離されるため、建物そのものはもちろん、中に居る人や財産は地震の影響をほとんど受けずにすみます。
地震センサーが常に揺れを監視し、一定以上の地震波を検出すると即時にエアータンクから空気が送られて家を浮かし、揺れを断ちます。
家そのものに自重があり、まずそれに耐えるだけの強度が必要です。
それに加え、地震や台風にも耐えなくてはなりません。
コンチネンタルホームでは、このような外的な力をもやり過ごせるだけの強度を持っているかしっかりと構造計算を行っています。
構造用ハイベストウッドで一体化し、構造用合板などを利用し剛床とすることで、全体を一つの箱にし、壁面全体で外力を受け止め、すぐれた耐震・耐風性能が得られます。